■もくじ
- 四角を書く
- 三角を書く
- 丸を書く
❶四角を書く
前章「➁線を引く」では、4つの直線を使って四角形を書きました。
しかし、もっと効率よく四角形を書くには関数rectを使います。
【関数】四角形を書く
rect(x, y, w, h);
x:四角形の左上角のx座標
y:四角形の左上角のy座標
w:四角形の横幅
h:四角形の高さ
関数rectを使えば、関数lineで直線4本より簡単に四角形を書くことができます。
左上角の座標を(100,100)、横幅200、高さ200の四角形は、
rect(100,100,200,200);
で書くことができます。
次のプログラムを入力してみましょう。
size(500,500); //画面サイズ 500×500
rect(100,100,200,200); //左上角(100,100)、横200、高さ200
プログラムを入力したら、実行ボタンをクリックして実行してみましょう。
❷三角を書く
三角形を書くには、関数triangleを使い3つの頂点座標を指定します。
【関数】三角形を書く
triangle (x1, y1, x2, y2, x3, y3);
x1:最初の点の x座標、 y1:最初の点の y座標
x2: 2番目の点の x座標、y2: 2番目の点の y座標
x3: 3番目の点の x座標、y3: 3番目の点の y座標
下記の3つの点を頂点とする三角形を書いてみます。
頂点1(200,100)、頂点2(100,250)、頂点3(300,250)
triangle( 200, 100, 100, 250, 300, 250);
で書くことができます。
次のプログラムを入力してみましょう。
size(500,500); //画面サイズ 500×500
triangle( 200, 100, 100, 250, 300, 250); //頂点1(200,100)、頂点2(100,250)、頂点3(300,250)
プログラムを入力したら、実行ボタンをクリックして実行してみましょう。
❸円を書く
円を書くには、関数ellipseを使い3つの円の中心座標とたて、よこの大きさを指定します。
【関数】円を書く
ellipse (x, y, w, h);
x:円の中心 x座標
y:円の中心 y座標
w: 円の横幅
h: 円の高さ
円の中心座標が(200,200)で横幅と高さが100の円を書いてみます。
ellipse( 200, 200, 100, 100);
で書くことができます。
次のプログラムを入力してみましょう。
size(500,500); //画面サイズ 500×500
ellipse( 200, 200, 100, 100); //中心座標(200,200)、横幅、高さ100
プログラムを入力したら、実行ボタンをクリックして実行してみましょう。
横幅と高さを変えることによって「だ円」を書くこともできます。
中心座標(200,200)で横幅200、高さ20の円を書いてみます。
ellipse( 200, 200, 200, 20);
で書くことができます。
次のプログラムを入力してみましょう。
size(500,500); //画面サイズ 500×500
ellipse( 200, 200, 200, 20); //中心座標(200,200)、横幅200、高さ20
プログラムを入力したら、実行ボタンをクリックして実行してみましょう。
次の練習問題をやってみましょう。
【やってみよう④】
(1)「だんご」を書いてみましょう。
だんごの大きさ、串の長さは自由に決めましょう。
完成例
※だんごは円と四角形の組み合わせで書くのがよいでしょう。
一つずつ構成部品を書いて確認しながら、組み立てていきましょう。
(2)「ロケット」を書いてみましょう。
形は自由です。自分のロケットを設計してみましょう。
完成例
※上の完成例は私のイメージするロケットですので、どんな形でも
自分で納得いくものであればそれで完成です。