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プログラミング学習

【小学生プログラミング講座】 基礎編1 ③四角・三角・円を書く

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アトム先生

本プログラミング講座はProcessing言語を使って学びます。

・なぜProcessing言語を使うのか?は、こちら

・学習環境の準備をしたい場合は、こちら

■もくじ

  • 四角を書く
  • 三角を書く
  • 丸を書く

❶四角を書く

前章「➁線を引く」では、4つの直線を使って四角形を書きました。

しかし、もっと効率よく四角形を書くには関数rectを使います。

【関数四角形を書く

rect(x, y, w, h);

 x:四角形の左上角のx座標

 y:四角形の左上角のy座標

 w:四角形の横幅

 h:四角形の高さ

関数rectを使えば、関数lineで直線4本より簡単に四角形を書くことができます。

左上角の座標を(100,100)、横幅200、高さ200の四角形は、

 rect(100,100,200,200);

で書くことができます。

次のプログラムを入力してみましょう。

size(500,500);  //画面サイズ 500×500
rect(100,100,200,200);  //左上角(100,100)、横200、高さ200

プログラムを入力したら、実行ボタンをクリックして実行してみましょう。

実行結果3-1

❷三角を書く

三角形を書くには、関数triangleを使い3つの頂点座標を指定します。

【関数三角形を書く

triangle (x1, y1, x2, y2, x3, y3);

 x1:最初の点の x座標、 y1:最初の点の y座標

 x2: 2番目の点の x座標、y2: 2番目の点の y座標

 x3: 3番目の点の x座標、y3: 3番目の点の y座標

下記の3つの点を頂点とする三角形を書いてみます。

頂点1(200,100)、頂点2(100,250)、頂点3(300,250)

 triangle( 200, 100, 100, 250, 300, 250);

で書くことができます。

次のプログラムを入力してみましょう。

size(500,500);         //画面サイズ 500×500
triangle( 200, 100, 100, 250, 300, 250);  //頂点1(200,100)、頂点2(100,250)、頂点3(300,250)

プログラムを入力したら、実行ボタンをクリックして実行してみましょう。

実行結果3-2

❸円を書く

円を書くには、関数ellipseを使い3つの円の中心座標とたて、よこの大きさを指定します。

【関数円を書く

ellipse (x, y, w, h);

 x:円の中心 x座標

 y:円の中心 y座標

 w: 円の横幅

 h: 円の高さ

円の中心座標が(200,200)で横幅と高さが100の円を書いてみます。

 ellipse( 200, 200, 100, 100);

で書くことができます。

次のプログラムを入力してみましょう。

size(500,500);         //画面サイズ 500×500
ellipse( 200, 200, 100, 100);  //中心座標(200,200)、横幅、高さ100

プログラムを入力したら、実行ボタンをクリックして実行してみましょう。

実行結果3-3

横幅と高さを変えることによって「だ円」を書くこともできます。

中心座標(200,200)で横幅200、高さ20の円を書いてみます。

 ellipse( 200, 200, 200, 20);

で書くことができます。

次のプログラムを入力してみましょう。

size(500,500);         //画面サイズ 500×500
ellipse( 200, 200, 200, 20);  //中心座標(200,200)、横幅200、高さ20

プログラムを入力したら、実行ボタンをクリックして実行してみましょう。

実行結果3-4

次の練習問題をやってみましょう。

【やってみよう④】
(1)「だんご」を書いてみましょう。
   だんごの大きさ、串の長さは自由に決めましょう。
    完成例  
   ※だんごは円と四角形の組み合わせで書くのがよいでしょう。
    一つずつ構成部品を書いて確認しながら、組み立てていきましょう。
(2)「ロケット」を書いてみましょう。
   形は自由です。自分のロケットを設計してみましょう。
    完成例  
   ※上の完成例は私のイメージするロケットですので、どんな形でも
    自分で納得いくものであればそれで完成です。